新しい年を迎え、「何か新しいことに挑戦したい」と考えている方も多いでしょう。今年の目標として動画編集に挑戦してみてはいかがでしょうか。趣味として家族や友人と楽しむ動画を作ったり、副業として収入アップを目指したりと、動画編集は人生を豊かにするスキルです。
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この記事では、新年の新しい挑戦のひとつとして動画編集を始めてみたい方に向けて、動画編集の魅力と挫折しないで続けるコツやモチベーション維持の方法を解説します。
新年の目標にぴったり!動画編集で趣味もSNSももっと楽しく!
昔は動画編集といえば専門的なスキルが必要で、趣味として始めるにはハードルが高いものでした。しかし、ソフトの進化や学習リソースの充実によって、今では初心者でも簡単に始められます。今年、新しいことに挑戦したいと思っているなら、動画編集がおすすめです。その理由をご紹介します。
趣味をさらに広げる絶好のスキル
動画編集ができると、スマホに溜まっている写真や動画をひとつの作品としてまとめることができます。旅行やイベントの思い出の記録だけでなく、日常の何気ない一コマを編集して、お友達や家族にシェアしてみてはいかがでしょう?お子さんの成長記録を動画にまとめて、誕生日会で家族でみるのもいいかもしれません。
さらに、趣味をYouTubeやSNSで発信することで、同じ興味を持つ新しい仲間に出会えるかもしれません。趣味の楽しみ方が一段と広がり、コミュニケーションのきっかけにもなります。
ショート動画でSNSの楽しみ方を広げられる
InstagramのリールやTikTok、YouTubeショートなど、短い動画がSNSの主役になっています。動画編集スキルがあれば、自分らしい世界観を表現し、フォロワーを増やすことも可能です。新しいスキルを習得し、SNSでの存在感を高めてみませんか?
新年のタイミングだからこそ始めやすい
新年は新しい挑戦を始めるのに最適な時期です。「今年こそ!」という気持ちがある今こそ、動画編集を始める絶好のタイミングです。趣味として楽しむだけでなく、将来的には副業や仕事のスキルとしても活かせる動画編集を、2025年の挑戦として取り入れてみましょう。
動画編集ソフトはAdobeのPremiere Proがおすすめ!その理由と導入のコツ
初心者もプロもPremiere Pro一択の理由
動画編集ソフトにはさまざまな選択肢がありますが、Premiere Proを選んでおけば間違いありません。無料ソフトで始める方は多いですが、その多くが最終的たどり着くのは、Premiere Proです。
選ばれる主な理由
1. 豊富な機能と高い汎用性
動画制作に必要なほぼすべての作業をこのソフト1つで行えます。
2. 直感的な操作性とAI機能
初心者でも直感的に使うことができます。さらに、AIを活用したテロップの自動生成や音声の文字起こし、ノイズ除去などの作業を効率化できます。
3. 業界標準ソフトとしての信頼性
映画制作やテレビ番組、CM、YouTube動画など、プロの現場で幅広く使用されている業界標準のソフトです。そのため、クライアントからPremiere Proの使用を指定されることも多く、フリーランスや副業として動画編集の仕事を受ける際にも有利です。
4. 豊富な情報源とサポート
世界中で多くのユーザーに利用されているため、使い方やトラブルシューティングに関する情報が豊富です。公式のチュートリアルやヘルプガイド、ユーザーが作成した解説動画など、無料で使える学習リソースが充実しているので、独学でもしっかりスキルアップできます。
関連:動画編集は独学でできる!初心者が押さえるべき5つのポイント
5. Adobe製品との連携と将来性
PhotoshopやAfter Effectsなど、他のAdobe製品とシームレスに連携できるので、より効率的な映像制作が可能です。定期的にアップデートがあり、最新機能が追加されればすぐに利用できます。サブスクなのでアップデートは無料です。
まずは無料体験版を使ってみよう
いきなりサブスクに課金するのは不安、という方も安心です。Premiere Proにはすべての機能が試せる7日間の無料体験版が用意されています。まずは体験版をダウンロードして、基本操作やツールの感覚をつかみましょう。この期間で「自分でもできる!」という実感を得られるはずです。無料期間中に解約するのを忘れてしまっても返金制度があります。
Premiere Proについてのより詳しい内容は「ゼロから始める!Premiere Pro導入ガイド:後悔しないための情報まとめ」で紹介しています。
また、Premiere Proを快適に使うためのパソコンのスペックについては「初心者でも安心!Premiere Pro推奨スペック完全ガイド:わかりやすく簡単解説」を参考にしてください。
動画編集を楽しく始める3ステップ!
Step1.身近なテーマで素材選びをする
動画編集の最初の一歩は素材選びから。家族やペットの日常、旅行の写真や動画など、身近なテーマを選ぶことで楽しみながら学べます。
Step2.動画編集の基本的な流れを理解する
動画編集といっても、全く初めての方にとっては具体的に何をするのかわからないと思います。一連の流れがわかれば、動画編集のイメージが湧き取り組みやすくなると思いますので以下にまとめました。
動画編集の基本的な流れ
- プロジェクトの作成と素材の読み込み
新規プロジェクトを作成し、動画、音声、画像などの素材をプロジェクトに読み込む。 - シーケンスの作成と素材の配置
編集の作業領域となるシーケンスを作成し、素材をタイムラインに配置する。 - 基本的な編集作業
・クリップの並び替え
・カット、トリミング(不要な部分の削除)
・タイトル、字幕の追加
・トランジション、エフェクトの追加
・オーディオの調整(BGMや効果音の追加・音量レベルの調整) - 書き出し
編集した動画を適切な形式で書き出す。
Step3.うまい人の真似をしてスキルアップ!
「学ぶ」の語源は「まねぶ」でるといわれています。YoutubeやVimeoなどの動画共有サイトで、「こんな動画が作りたい!」というものを探して真似してみることで、スキルが磨かれていきます。「これどうやってるんだろう?」と悩んで試行錯誤することがスキルアップの近道です。そのためにはやはり基本をしっかり身に付けておく必要があります。
挫折を防ぐ!行動心理学を活用した続けるコツ
何事もそうですが、動画編集も慣れるまでは苦労が多いです。なかなか思うようにいかず、動画編集の楽しさを知る前にやめてしまう人もいます。それを防ぐためには、行動心理学の手法を取り入れて習慣化し、やる気を持続させる仕組みを作るということもひとつの手です。ここでは、特に有効なテクニックをご紹介します。
目標を明確にし、細かいステップに分ける
大きな目標やタスクを小さなステップに分けることを「チャンクダウン」といいます。目標を具体的で小さいタスクに分けると、取り組む際の心理的ハードルが下がり、「何をすれば良いか」が明確になります。
まずは自分が「動画編集で何を達成したいのか」を明確にしましょう。そのうえで、目標を実現するための具体的なステップを小さく分けて取り組みます。
大きな目標例
- 趣味としての目標:旅行や日常をプロ並みの動画にまとめたい。
- スキル習得の目標:編集の基本をマスターして、作品をSNSで公開したい。
- 副業の目標:動画編集を活用して収入を得る。
目標を小分けにする具体例
例として「副業として収入を得る」を目標として考えてみます。以下のように細かいステップにタスクを分けることで、今すべきことが明確になり、モチベーションに頼ることなく目標達成に近づくことができます。
Step1:Premiere Proに慣れる
- 基本操作を学ぶ。
- 1分程度の動画を作成して完成させる。
Step2:いいと思った動画を再現してスキルに自信をつける
- 真似したい動画をよく観察し、同じように作ってみる。
- それを繰り返し、スキルを磨く。
Step3:制作実績・ポートフォリオを作る
- 自主制作の動画を複数作成し、ポートフォリオとしてまとめる。
- YouTubeやSNSで自作動画を公開し、実績を積む。
Step4:案件獲得の準備を整える
- クラウドソーシングサイト(クラウドワークス、ランサーズなど)に登録する。
- 自己PRや提案文を作成する。
- 動画編集用のパソコンと必要なソフトウェアを準備する。
Step4:初めての案件に挑戦する
- クラウドソーシングで「未経験歓迎」の案件を探す。
- 低価格から始め、経験を積みながら単価を上げていく。
- 納期を守り、クライアントの要望に丁寧に対応する。
目標が明確であればあるほど、進むべき道が見えてきます。
ツァイガルニク効果で「続きが気になる」状況を作る
「ツァイガルニク効果」とは、人が未完了の作業を覚えておく傾向のことです。あえて編集を途中で終わらせることで、「続きが気になる」心理を利用し、次回の作業への意欲を高めることができます。
具体例
動画の冒頭とエンディング部分だけ完成させて、中盤部分を翌日に持ち越す。これにより、翌日の作業開始がスムーズになります。
実行意図を使って行動を習慣化する
実行意図は「もし〇〇したら△△する」というルールを事前に設定する方法です。「if thenルール」ともいいます。動画編集の習慣化に役立ちます。
具体例
- 「もし夕食後に時間があれば、15分だけ編集作業をする」
- 「もしYoutubeを開いたら、最初に必ず動画編集に関する動画をひとつみる」
事前にルールを決めておくことで、迷いが減り、行動がスムーズになります。
ミラーニューロンで成功者から学ぶ
他人が成功している姿を見ると、自分も同じように成功できると感じる心理効果です。動画編集の場合、プロの作品や成功例を見ることで、自分も「できそう」と思えるようになります。
応用例
- YouTubeで成功している動画編集者の解説動画を見る。
- Adobeの公式サイトやSNSで他のクリエイターの作品をチェックする。
成功例を参考にすることで、目標がより具体化し、モチベーションが高まります。
スモールウィンで「小さな勝利」を積み重ねる
大きな目標に挑むとき、いきなり完璧を目指さず、小さな成功を積み重ねていくことが重要です。
具体例
- 初めての動画編集では長編動画ではなく、15秒のショート動画を完成させる。
- 完成した動画を家族や友人に見せてフィードバックをもらう。
達成感を得ることで次のステップへの意欲が高まります。
これらの心理学的アプローチを活用すれば、動画編集の学習は習慣化され、楽しみながらスキルを磨くことができます。まずは大きな目標を掲げ、それを小さなステップに分けて一歩ずつ取り組んでみましょう。気づけば、あなたのスキルは確実にレベルアップしているはずです。
楽しく続けるために!モチベーション維持のための3つの秘訣
(1) 達成感を積み重ねる目標設定のコツ
「1か月で3本の動画を完成させる」など、達成可能な目標を設定し、クリアしたら自分を褒めましょう。
最初から大作を作ろうと思ってはダメです。基本的な編集スキルを使った1~3分程度のものをいくつか作ってみましょう。
動画作成の工程をとりあえず最初から最後までひとりでできた、という経験を積むことが大切です。
(2) 完成した動画をシェアして喜びを共有
SNSに投稿したり、友人や家族にシェアして反応を楽しむことも、次の動画へのモチベーションにつながります。
SNSへ投稿する際、友人や家族が映っている場合は、映っている本人の許可を得てからにしましょう。
(3) モチベーションは行動から生まれる!手を動かすことが重要
「モチベーションが湧いてから行動しよう」と考えがちですが、実はその逆です。モチベーションは行動の結果として生まれるもの。まずはどんなに簡単なことでも良いので手を動かし始めることが重要です。
行動を起こすための具体的な方法
- Premiere Proを起動するだけ:まずはソフトを立ち上げ、前回のプロジェクトを開いてみましょう。それだけでも「やるぞ」という気持ちが湧いてきます。
- 短時間だけ作業してみる:「今日は5分だけ編集する」と決めて取り組むと、意外と集中でき、そのまま作業が進むことも。
- 好きな素材を触る:楽しいと感じる部分から作業を始めることで、自然とやる気が出てきます。
「手を動かす」ことから生まれるモチベーションの波に乗れば、次第に大きな成果を積み重ねられるようになります。
まとめ:2025年、動画編集で新しい挑戦を!
2025年、新しい年のスタートに、動画編集というスキルを身につけるのはいかがでしょう?この記事では、動画編集が副業や趣味にどう役立つのか、また続けるためのコツについてお伝えしました。以下にポイントを振り返ります。
1. なぜ動画編集がおすすめなのか?
- 昔は難しかった動画編集も、ソフトの進化により初心者でも始めやすくなっています。
- SNSでショート動画が流行している今、動画編集スキルは趣味を楽しむだけでなく、フォロワー獲得にもつながる魅力的なスキルです。
どのソフトを使えば良い?
- Adobe Premiere Proは初心者からプロまで幅広く対応可能な万能ツールです。
- 無料体験版を活用すれば、気軽に始められ、学習リソースも豊富です。
挫折しないための続けるコツ
- 大きな目標を掲げ、小さなステップに分けて達成感を積み重ねましょう。
- ツァイガルニク効果やスモールウィンのような心理学的テクニックを活用することで、行動を習慣化できます。
- モチベーションは行動から生まれるため、まずは手を動かすことが重要です。
行動を起こすなら今がチャンス!
新年を迎えた今、「今年こそ新しい挑戦を」と思っている方には、動画編集がぴったりです。
まずはAdobe Premiere Proの無料体験版を試してみましょう。簡単な編集から始めて、楽しみながらスキルアップを目指してください。2025年は、動画編集を通じて新しい自分に出会える年になるはずです!