無料で本格的な編集ができるDaVinci Resolveと、動画編集の業界標準として広く使われるPremiere Pro。「無料のDaVinciで十分なのか、それともPremiereに移行すべきか」「最初に学ぶならどちらか」と迷う人は多いはずです。この記事では、両ソフトの公式情報をもとに料金・機能・対応OSを比較し、用途別の選び方を整理します。
結論:どちらが「向く」かは目的で決まる
- 費用をかけずに始めたい・Linuxでも使いたいなら、無料版が高機能なDaVinci Resolveが候補です
- 業界標準で学びたい・Adobe製品(After Effects/Photoshop等)と連携したいならPremiere Proが候補です
- 料金体系は対照的:DaVinciは無料版+買い切り(Studio¥51,980)/Premiereはサブスクのみ(無料体験7日)(2026年6月時点)
- 迷ったら、DaVinci無料版とPremiere無料体験の両方を試してから決めるのが確実です
料金で比べる:買い切りのDaVinci、サブスクのPremiere
2つのソフトは料金体系が大きく異なります(価格はすべて2026年6月時点・税込。最新は各公式でご確認ください)。
| DaVinci Resolve | Premiere Pro | |
|---|---|---|
| 無料で使えるか | 無料版あり(本格編集が可能) | 7日間の無料体験のみ |
| 有料版の買い方 | Studio版が買い切り | サブスク(月額・年額)のみ |
| 有料版の価格 | ¥51,980(買い切り・Studio) | 年間(月々払い)¥3,280/月〜 月々プラン¥4,980/月 |
| 買い切りの有無 | あり(Studio) | なし(永続版はCS6が最後) |
DaVinci Resolveは無料版でもUHD(3840×2160)・60fpsまでの8bit編集に対応し、上位のStudio版(¥51,980・買い切り)を一度購入すれば追加費用なく使い続けられます(Blackmagic Design公式・2026年6月時点)。
一方Premiere Proは買い切り版がなくサブスクのみです。単体プランは年間(月々払い)で¥3,280/月から利用でき、契約前に7日間の無料体験で試せます(Adobe公式・2026年6月時点)。Premiereの料金をできるだけ抑える方法はPremiere Proを最安で始める方法で詳しく解説しています。
機能・対応OSで比べる
どちらもプロの現場で使われる高機能ソフトですが、公式が訴求している強みの方向性には違いがあります。
| DaVinci Resolve | Premiere Pro | |
|---|---|---|
| 対応OS | Windows / Mac / Linux | Windows / Mac |
| 公式が訴求する強み | カラーグレーディング・合成(Fusion)・音声(Fairlight)を1つに統合 | 業界標準・Adobe製品(After Effects / Photoshop等)との連携 |
| 無料版の上限(DaVinci) | UHD/60fps/8bit まで | — |
| 有料/上位版で広がる範囲 | Studio:120fps・10bit・4K超・AIノイズ除去 等 | 常に最新の編集・AI機能が追加 |
Linuxでも動かしたい場合はDaVinci Resolveが選択肢になります(Premiere ProはWindows/Macのみ)。また、カラーグレーディングを重視する制作ではDaVinciの統合環境が向く場面があります。一方、Adobeの他ソフトと行き来しながら制作するワークフローを重視するならPremiere Proが向きます。どちらが優れているかではなく、何を重視するかで選ぶのがポイントです。
どっちが自分に向く?タイプ別の選び方
目的別に整理すると、選びやすくなります(あくまで一般的な目安で、最終的にはご自身の用途でご判断ください)。
- とにかく費用をかけずに始めたい → DaVinci Resolve(無料版が高機能)
- Linux環境で編集したい → DaVinci Resolve(Premiereは非対応)
- カラーグレーディングを本格的にやりたい → DaVinci Resolve
- 業界標準のスキルを身につけたい・案件で使われる環境に合わせたい → Premiere Pro
- After EffectsやPhotoshopと連携して制作したい → Premiere Pro
- 国内の日本語チュートリアル・講座で学びたい → Premiere Pro(情報量が多い傾向)
初心者でソフト選び自体に迷っている方は初心者のための動画編集ソフトの選び方、無料ソフトを広く比較したい方は無料で使えるおすすめ動画編集ソフトもあわせてご覧ください。
迷ったら、まず両方を無料で試すのが確実
スペックや料金だけで決めきれないときは、実際に触って操作感を確かめるのが一番です。
- DaVinci Resolve:無料版をダウンロードすれば、費用ゼロでUHD/60fpsまでの編集を試せます。
- Premiere Pro:7日間の無料体験で、業界標準のワークフローや他Adobe製品との連携を確かめられます。
両方を触ってみて、自分の作りたい動画に合うほうを選べば失敗しにくくなります。Premiere Proの料金プランで迷ったらあなたに合ったAdobeプラン診断、料金表とプランの詳細はPremiere Pro導入ガイド(料金・プラン解説)が参考になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 初心者はDaVinci ResolveとPremiere Proのどちらから始めるべきですか?
A. 費用をかけずに本格編集を試したいならDaVinci Resolveの無料版、業界標準のスキルを身につけたい・国内の学習情報が豊富な環境がよいならPremiere Proが候補です。まずは両方を無料(DaVinci無料版/Premiere7日間体験)で触って、操作感が合うほうを選ぶのが確実です。
Q. DaVinci Resolveは無料版でもちゃんと編集できますか?
A. はい。無料版でもUHD(3840×2160)・60fpsまでの8bit編集に対応しており、本格的な動画編集が可能です(Blackmagic Design公式・2026年6月時点)。120fps・10bit・4K超やAIノイズ除去などのより高度な機能が必要になったら、買い切りのStudio版(¥51,980)へ移行できます。
Q. Premiere Proは買い切りで買えますか?
A. いいえ。現在のPremiere Proは月額・年額のサブスクのみで、買い切り(永続版)はありません(永続版はCS6が最後)。買い切りで使いたい場合はDaVinci Resolve(Studio)やFinal Cut Pro(Mac専用)が現実的な選択肢です。
Q. Macで使うならどちらが良いですか?
A. どちらもMacで使えます。費用を抑えたいならDaVinci Resolveの無料版、Adobe製品と連携したいならPremiere Proが候補です。Mac向けの無料ソフトを広く知りたい方は当サイトのMac×無料の解説記事もご覧ください。
まとめ:「優劣」より「目的」で選ぶ
- 料金体系は対照的:DaVinciは無料版+買い切り(Studio¥51,980)/Premiereはサブスクのみ(無料体験7日)(2026年6月時点)。
- Linux対応やカラーグレーディング重視ならDaVinci、業界標準・Adobe連携重視ならPremiereが向きます。
- 決めきれないときは両方を無料で試して、自分の作りたい動画に合うほうを選ぶのが確実です。
まずは気軽に、Premiere Proの7日間無料体験とDaVinci Resolveの無料版で操作感を比べてみてください。
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