「Premiere Pro のエッセンシャルグラフィックスが消えた!?どこに行ったの?」
最近アップデートした方なら、一度はこんなふうに戸惑ったのではないでしょうか。この記事では、初心者にもわかりやすく「これまでの操作」「これからの操作」を徹底比較!
画像つきでビフォーアフターを紹介しつつ、「変更点」「新しいメリット」「これだけ覚えればOK!」というポイントを押さえます。
これを読めば、すぐに新しい編集環境に慣れるはずです!
この記事でわかること
- エッセンシャルグラフィックス廃止の背景と変更内容
- 旧パネルと新パネルの違いをビジュアルで比較
- 新パネルのメリットと改善されたポイント
- 初心者がまず覚えるべき新パネル操作
- よくある疑問とトラブルシューティング(FAQ)
エッセンシャルグラフィックスとは?従来の操作を振り返る
まずはこれまでの「エッセンシャルグラフィックスパネル」をおさらいしましょう。
テキスト入力やタイトル作成、アニメーションの設定など、映像にグラフィック要素を加えるときの中心的なパネルでした。特に「モーショングラフィックステンプレート」や「テキスト編集」の活用で活躍していましたね。
エッセンシャルグラフィックスパネルには、「編集タブ」と「参照タブ」という2つの役割がありました。
2つの新パネル
- 編集タブ:テキストやオブジェクトの編集(フォント変更や配置調整など)
- 参照タブ:モーショングラフィックステンプレートの検索と挿入
ただし、操作がやや煩雑で、「どこで何をするか」が直感的にわかりづらい部分もありました。
新しいパネル「プロパティパネル」と「グラフィックテンプレートパネル」
今回のアップデートで、エッセンシャルグラフィックスは廃止され、2つの新パネルに分かれました。
2つの新パネル
- プロパティパネル:テキストやオブジェクトの編集・調整を担当
- グラフィックテンプレートパネル:テンプレートの検索・挿入を担当
ここで重要なのは、以前のエッセンシャルグラフィックスの「編集タブ」がプロパティパネルに、「参照タブ」がグラフィックテンプレートパネルに、それぞれ引き継がれているという点です!
それぞれの役割がはっきり分かれたことで、操作ミスや迷いが減ります。
フォントや色の変更は「プロパティパネル」、テンプレートを探すなら「グラフィックテンプレートパネル」と覚えておけばOK!
また、プロパティパネルは「選択したオブジェクトごとに必要な設定が表示される」ダイナミックな設計になっていて、テキストオブジェクトを選ぶと文字の設定が、図形オブジェクトなら図形編集のオプションが表示されるので、迷わず作業できます。
グラフィックテンプレートパネルでは検索機能が強化されており、キーワードやフィルターで必要なテンプレートをすばやく見つけられるようになっています。
さらに補足すると、プロパティパネルはグラフィックス編集だけでなく、今後はビデオやオーディオの編集にも対応するなど、汎用性の高いパネルとして進化しています。これまで以上に幅広い編集作業がひとつのパネルで完結できるようになるでしょう。
アップデートで何が良くなった?メリットまとめ
直感的な操作が可能に!
役割ごとにパネルが分かれたことで「次に何をするか」が迷いません。
作業効率がアップ!
パネル切り替えがスムーズで、テンプレート探しも快適。
検索機能が強化!
グラフィックテンプレートパネルの検索性が向上し、必要なテンプレートがすぐに見つかります。
今後の拡張性に期待!
Adobe はこれからもパネルの強化を予定。今後のアップデートが楽しみです!
初心者向け「これだけ覚えればOK!」新パネル使い方ガイド
編集の基本はこの3ステップです!
ステップ1:パネルを表示しよう
メニューバーから「ウィンドウ」→「プロパティ」と「グラフィックテンプレート」にチェックを入れてパネルを表示。
ステップ2:テキストを入力しよう
ツールバーから「テキストツール(T)」を選び、プログラムモニター上をクリックして直接入力します。
入力したテキストを選択すると、「プロパティパネル」に内容やフォント設定が表示されます。
ステップ3:デザインを変更しよう
プロパティパネルで色・フォント・サイズを調整して、自分好みのデザインに。
これだけ押さえておけば、新しいパネルでもしっかり編集できます!
よくある質問(FAQ)
エッセンシャルグラフィックスパネルはもう使えない?
A. はい、Premiere Pro バージョン 25.0(2024年10月リリース)以降では廃止されました。新しい「プロパティパネル」「グラフィックテンプレートパネル」を使いましょう。
過去のテンプレートはどうなる?
A. 問題なく使えます!グラフィックテンプレートパネルから呼び出し可能です。
旧バージョンとの互換性は?
A. 基本的に維持されていますが、一部パネルの表記が変わるので注意しましょう。
まとめ
エッセンシャルグラフィックスの廃止は、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば新しいパネルはとても快適です。
ポイント
- 旧パネルと新パネルの違いがはっきり!
- 新パネルは直感的で効率的に編集できる!
- 初心者でも簡単に使える!
Premiere Pro はどんどん進化しています。焦らず、一歩ずつ新しい環境に慣れていきましょう。